T.emu←→μBジェネレータ

磁気モーメントをemu単位からボーア磁子μB単位(あるいはその逆)に変換します。数値を入れてEnterを押してください。

emuとμBの変換値を訂正しました。1.07808×1020→1.078283×1020

※計算が間違っているわけではないのですが、メジャーな値ではないから、という理由です。一般に、μBからemuへ変換する値として9.274×10-21という値が選択されるそうです。ここで利用していただいた方にはお詫びと訂正をいたします。

1[μB]=1.1653×10-29[Wb・m]かつ 1[Wb・m]=7.96×108[emu]なので
1[emu]=1.078283×1020B], あるいは1[μB]=9.274×10-21[emu]

[emu]   =   B]

1g当たりの磁化(質量磁化)を求める場合

[g]の試料の場合
質量磁化は[emu/g] B/g]


U.Feだと何g?ジェネレータ

Tで計算した結果からFeだと何gに相当するか計算します。数値を入れてEnterを押してください。
Feは一原子(というか1ペア)あたり2.22[μB]の磁気モーメントを持っていて、
Feの原子量55.85[g/mol]でこれをアボガドロ数6.0221415×1023[個/mol]で割れば1個あたりの重さが出るので1原子あたりの重さは9.27411×10-23[g/個]より

B]   =   [g]= [ng]


W.薄膜だとどうなる?ジェネレータ

1原子あたりa[μB]の磁気モーメントを持つ格子定数bの原子の薄膜・ェcの面積を持つとして、それがd層になっている時の磁気モーメント[emu]
一層あたりの原子数はc/b2なので、一層あたりの磁気モーメントはa×(c/b2)で、これにdをかければ薄膜全体の磁気モーメントが出る。

a(1原子あたりの磁気モーメント[μB])
b[A](格子定数)=[m] → 原子1個あたりの面積[m2/個]
c[m2](薄膜1層の面積)
d[層](薄膜の層数)



(1層あたりの原子数[個])
(薄膜全体の磁気モーメント[μB])
(薄膜全体の磁気モーメント[emu])

これを鉄に換算すると…[g]になる